SEOを研究している学生エンジニアのSEOメモ

軽いSEOをテーマに大学で研究をしています。論文のためのライティングに退屈を覚え、論文の一部をブログにしてみました。SEOに重要な要素を過剰書きしているだけなので、ほとんど自分用のメモですが参考になれば幸いです。

コンテンツ

 近年の検索順位に、コンテンツの質は一番関連する要因といっても過言ではないほど重要です。ユーザーにとって有益な情報となるコンテンツを作ることが、コンテンツSEOの本質となるのは間違いないでしょう。そんなコンテンツの質を以下に項目ごとにまとめました。

コンテンツ文字数 (情報量)

 serpIQによると、コンテンツの量が多いほど上位表示されやすい傾向にあると言われています。2016年にSEMRushが調査したデータでは、Google検索結果1ページ目のコンテンツの平均文字数は1890wordsでした。日本語に換算すると約5000文字です。日本語の記事でよく目安とされるのは、4000文字以上が目安と言われています。

コンテンツ量と上位表示の関係

オリジナル・オーソリティ性

 体験・経験などの独自観点を取り入れた、他にはないオリジナルで有用な情報をコンテンツに落とし込んでくことは、非常に重要な要素になります。ここでいう独自性(オリジナル性)とは、自分の意見や自ら体験して得た情報、研究によって得た情報などです。

オリジナルで有用なコンテンツを持つ高品質なサイトが、より上位に表示されるようになります。

Google ウェブマスター向け公式ブログ: 日本語検索の品質向上にむけて

タイムリーな話題

 新しい情報が上位表示されやすくなる3つのケースがあります。「最近の出来事や注目のトピック」「定期的に発生するイベント」「繰り返し更新されるもの」です。このような情報を適切なタイミングで発信することは、非常に重要な要素になります。

補足コンテンツ

 Google の検索品質評価ガイドラインによると、役立つ補足コンテンツは、質を高めるだけでなくランキングを押し上げる要因にもなります。また、情報源や参照先を明確にすることも質を高める要因となりそうです。ソーシャルシグナルに関する特許では情報源に関する要因が多いので、通常検索でも使用されていると考えるのが自然です。

文法の正しさ

 綴りや文法の正しさは、ランキング要因に含まれていません。しかし、ユーザー体験に直結することからも、間接的に影響を与えていることは間違いありません。また、Googleは、評判の良いサイトほど綴りや文法が正しいという傾向を把握しています。

画像・動画

 画像や動画などのマルチメディアコンテンツを活用することは、テキストだけのコンテンツよりも確実に質を高める要因となり得ます。

titleタグ・H1タグにキーワード

 titleタグ・H1タグのキーワードはとても重要です。内部対策において、最も優先度の高い施策といって過言ではないでしょう。適切なキーワード選定を行うことが重要です。

H2・H3・H4タグにキーワード

タイトルタグやH1タグほどではありませんが、関連性を示す要因となります。

コンテンツ内にキーワード

 コンテンツ内にキーワードを配置することはもちろんですが、キーワードの共起語を使用することが望ましいです。そして都市伝説とも言われていますが、コンテンツの先頭から200文字以内に、キーワードを含ませることが効果的だとされています。これはおそらくはじめにキーワードが含まれている方がユーザーにとってわかりやすい傾向があるために言われ始めたことであると思われます。

メタディスクリプションにキーワード

 以前ほど重要ではありませんが、スニペットのキーワードが太字表示されることからも、依然として影響を与えていることがわかります。
Google は、検索結果のスニペットに表示される文字数を2017年11月中旬から増加させています。(デスクトップ検索のみ。)日本語、英語ともに250文字程度のスニペットが表示される仕様になっています。
GoogleのDanny Sullivan氏は、2017年11月中旬に増加させたスニペットの文字数を再変更したことを、2018年5月に Twitter で発表しました。日本語では130文字程度のスニペットが表示されるクエリが多く、増量変更前の文字数に戻ったといえます。なお、スニペットの文字数は今後も変更する可能性があるため、具体的な文字数には言及していません。

コンテンツにキーワードの乱用

 Googleの「キーワード乱用」では、次のように明言しています。ページにキーワードや数字を詰め込むと、ユーザーの利便性が低下し、サイトのランキングに悪影響が及ぶ可能性もあります。
コンテンツ同様に、メタキーワードやメタディスクリプションにキーワードを詰め込むことは、マイナスになる可能性があります。

重複コンテンツ

 重複するコンテンツの内容によっては、ランキングの低下やインデックスの削除をまねく可能性があります。タイトルタグやメタディスクリプションが重複している場合、フィルタリングされて検索結果に表示されないページが発生する可能性があります。
Google でのランキングの操作やユーザーへの偽装を意図した重複コンテンツが表示される可能性が認識された場合も、Google では関係するサイトのインデックス登録とランキングに対して適切な調整を行います。その場合、該当するサイトはランキングが低下するか、Google インデックスから完全に削除されて検索結果に表示されなくなる可能性があります。

リンク

内部リンクや外部リンクなどの要素もページの信頼性やクローラーの回遊率の増加に繋がるので重要な要素です。

総被リンク数

 同じドメインからのリンクを含む総被リンク数は、重複なしのリンク数と同様に要因の一つです。ドメインに被リンクを獲得すると、他のページのランキングにも好影響を与えます。

重複なしの被リンク数

 重複なしのリンク数は、とても大きな評価要因です。同じサイトからリンクを獲得するよりも、様々なサイトからリンクを獲得するほうが検索順位が向上します。
重複なしの被リンク数と上位表示の関係

リンク元サイト・ページの質

 ページランクが高いサイトからのリンクは、ページランクが低いサイトからのリンクよりも高く評価される可能性が高いです。質の高いリンクを集めることでGoogleからのトラスト(信頼)を得ることはとても重要です。オーソリティーがあるサイトを高く評価するアルゴリズム自体は存在します。

ちなみに、肯定的なリンクをプラスに否定的なリンクはマイナスに判断する機能をもっているようです。

競合サイトからのリンク

 同じテーマを扱う競合サイトからのリンクは、特定のキーワードに関して有利に働く可能性があります。少なくとも自サイトと関連するサイトからのリンクは、無関係のサイトからのリンクより高く評価されます。

SNSからのリンク

 Google+、Twitter、Facebookなどからのリンクは、間接的にSEOに好影響を与えることにつながります。2015年8月より、PCからのウェブ検索結果にツイートを表示し始めています。検索クエリに対して関連性が高いツイートが検索結果に表示され、リアルタイムに対応しています。

Nofollowのリンク

 Nofollowのリンクは、原則的にページランクを転送しません。原則的に、nofollow を使用することは、Google のウェブ全体の図式からリンクを除外することになります。

ccTLD(国別コードトップレベルドメイン)からのリンク

 ccTLDドメインが、その国で有利に働く可能性があるのならば、そのリンクも同様に、その国の検索結果にプラスの影響を与える可能性があります。

発リンク

 「質の高いサイトは、質の高いサイトへリンクする」という考えから、質の高いサイトへリンクすることは、信頼性の要因を高める可能性があります。

内部リンクの数

 内部リンクの数は、ページの重要性を示す要因となります。上位表示されている強いページから、弱いページへ内部リンクすることで、ページランクを渡すことができます。(リンクジュースという)

ユーザー生成コンテンツ(UGC)

 コメントなどのユーザー生成コンテンツ(リンクを含む)は、有益なコンテンツとなり得ます。しかし、ユーザー生成コンテンツのスパムが原因でペナルティを受ける可能性もあります。
広告のようなコメントや関係のないサイトへのランダムリンクはコメントスパムです。
Google のジョン・ミューラー氏は、フォラームでもユーザー生成コンテンツは、ランキングに対してプラスにもマイナスにも働く可能性があると明言しています。

システム

サイト構造

 サイトの構造を最適化することは、上位表示を目指すために欠かせない要素です。 検索エンジンのためのサイトマップも、サイトの構造を伝えてインデックスの促進やコンテンツ更新の通知といった基本的な役目をもっています。

パンくずリスト

 パンくずリストは、ユーザーに優しいサイト作りに貢献します。内部リンクやディレクトリ構造ごとにクローラーに回遊しやすくするなどの効果があり、ランキング要因である可能性もあります。

モバイル端末の表示速度

 ページの表示速度は、2012年から日本でもランキング要因となっています。ユーザーエクスペリエンスに大きな影響を与えます。2秒以内にページを読み込むことが、Googleにもユーザーにも効果的な1つの基準とされています。
Googleは、2016年5月からスマートフォンの対応の有無を、モバイル検索時のランキング要因として使用するモバイルフレンドリーアップデートを発表しました。Googleは以前からレスポンシブデザインを推奨しています。モバイルフレンドリーアップデートでは、モバイル検索時のページ表示速度がランキング要因になることをGoogleのGary Illyes 氏が認めています。2018年1月に、ウェブサイトのパフォーマンスレポートと改善点の情報を得られる PageSpeed Insights の改良版を公開しました。2018年11月14日に、PageSpeed Insights(PSI)の分析エンジンとして Lighthouse を使用することが公式アナウンスされました。

ウェブサイトのAMP化

 ウェブサイトのAMP(Accelerated Mobile Pages)化はランキング要因ではありません。AMPとはモバイル端末のウェブページを高速化するプロジェクトで、AMPに対応したページがモバイルGoogle検索結果で見つけやすくなります。朝日新聞などのニュース系コンテンツでメリットを発揮しやすく、流れるようにコンテンツを閲覧することができます。

2016年10月に、モバイル検索において全てのAMP対応ページには、AMPラベルが表示されることになりました。ランキング要因ではありませんが、ユーザー体験の向上によってリピートトラフィックの増加を期待できます。AMP化がモバイル検索時のランキング要因になるのも時間の問題かもしれません。

構造化データマークアップ

 構造化マークアップは、言い換えれば「セマンティックWebを実現する為に、テキスト情報をマークアップすることで意味を持たせ、コンピュータに対して効率よくデータの収集・解釈を行えるようにする」施策です。この「セマンティックWeb」というのは、簡単にまとめると、「コンピュータがWebサイトの構造や意味をきちんと理解できるようにする取り組み」のことです。
構造化マークアップをきちんと実装すると、副次的効果として検索結果の表示がリッチに変化することができます。商品のレビューやパンくずリストを検索結果に表示することができ、ページの内容が検索ユーザーに伝わりやすくなるため、クリック率が上がります。
・通常のHTMLの例

<div>かぴトラベル</div>

・マークアップを実装したHTMLの例

<div itemscope itemtype=”http://schema.org/Corporation”>
<span itemprop=”name”>かぴトラベル</span>
</div>

構造化マークアップの実装方法は2種類、「HTMLにマークアップを追加する方法」と「Googleのデータハイライターで実装する方法」があります。
詳しい情報は以下のリンクで解説されています。
https://digital-marketing.jp/seo/structured-markup/

画像検索結果

 ナレッジグラフの一つとして、キーワードに対して画像の検索結果を表示することがあります。2017年8月に Googleは、モバイル端末の画像検索時のサムネイル画像に、”バッジ”機能を導入しました。バッジは、レシピ、動画、商品、アニメーション画像(GIF)に表示され、画像が何の情報を提供しているかの判断を容易にします。バッジの表示には、上記の構造化データマークアップが必要です。

画像の最適化

 画像のサイズ・画質を最適化することで、読み込み速度が大きく違ってきます。画像の読み込みに関しては、Lazy Load(画像の遅延読み込み)を行うと効果的です。また、画像の内容を伝えるためには、画像のファイル名、alt属性、画像周辺の文章を最適化することが重要です。

サイトの信頼性

運営情報などの提示

 「プライバシーポリシー」「フリーダイヤル」「コピーライト表記」「情報開示方針」「再配布方針」「About us」「問合せページ」「電話番号と住所、運営者の名前」などの運営情報をサイト内にしっかりと提示しておくことは、サイトの信頼性につながります。

サイト証明書(HTTPS)

 Googleは、HTTPSがランキングシグナルであることを明言しています。現在はとても小さい要因ですが、これから大きな要因となりうることを示唆しています。
2018年7月 Chromeブラウザ(Chrome 68)より、HTTPで配信しているすべてのページに、”保護されていない通信”ラベルが表示されることを Google は公式発表しました。ユーザーにネガティブな印象を与える可能性が高い表示ですが、ランキングに直接の影響は与えないと言われている。

URL(ドメイン)のランク

 webページURLの新しい・古いは、ランキングに影響すると言われています。長年同じURLで運営していると信頼性が増し検索順位が上がりやすいです。

ccTLD国別コードトップレベルドメイン

 「.jp」などの国を指定するドメインは、その国では有利に働く可能性がある一方で、グローバル検索時に制限を受ける可能性があります。また、日本を対象としているサイトが、他のccTLDをドメイン名を使用している場合はマイナスに働く可能性があります。なお、一部のccTLDは、gTLD(ジェネリックトップレベルドメイン)して扱われるものもあります。
Google は、.tv や .me など一部の国別コード トップレベル ドメイン(ccTLD)を gTLD として扱います。このようなドメインは、特定の国をターゲットとするものではなく汎用的であるとみなすユーザーやウェブマスターが多いからです。

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